初陣 [ 今野敏 ]のレビューは！？

50代 女性さん
『隠蔽捜査』の番外編。 本編の主人公・竜崎の幼馴なじみで同期、警視庁刑事部長・伊丹が主人公の短編集です。 シリーズ本編とシンクロしながら、いまひとつ掴みどころのなかった伊丹の人物像を作り上げています。 子供の頃にいじめられた経験が原因で距離を置こうとする竜崎と、お構いなしに接近する伊丹。 シリーズ本編では、神経質で知的な竜崎と無神経で単純な伊丹という印象を受けますが、番外編では逆。 基本的に迷いのない竜崎が単純明快で、私大卒のハンデをどうにか跳ね返そうとしている伊丹のほうが複雑で屈折的に見えます。 主観と客観が入れ替わることで、竜崎・伊丹の人物像に奥行きが出たように思います。 2人は互いに自分にないものを持っている事を認めていて、どうにもならないときには頼りあう。 いいコンビになりましたよねー。これからがとても楽しみ。

40代 女性さん
今野 敏の警察小説は、大好きで、登場人物に好感がもてます。 私は、『戸高』刑事が一番すきだけど。 展開やスケール感は大きくないけれど、 話の運びにスムーズに乗っていけるので、疲れないです。 期待をこめて★５つです。 楽天ブックスとアマゾンを比べてしまうと、 在庫ありでも断然、アマゾンの方が到着が早い。 それが、何とかなってくれれば、うれしいのだけれど・・・。 読み終えて 伊丹と竜崎の会話は本当に面白いです！ 悪戯に悩む事も、案外、簡単に解決できる事も多いのかも、 と思いました。 このシリーズを全作、読んでいるので、以前、竜崎サイドから読んだ事件の裏側を見ている感があり、 楽しみました。 できれば、隠匿捜査から読んだほうが、より面白いのではと思います。

年齢不詳さん
”隠蔽捜査３．５” 表題につられて 購入しました。 隠蔽捜査から読み始めて 気になりクリックしました。 内容は 予想通り 短編集。 次回作に期待です。 読み応えある本を期待します。 今回は？？？ 短編集なので しょうがない？？？ 人物像が明確になったのかなぁ〜？？

30代 男性さん
面白くて好きなシリーズですが、今作は時系列上、一作目より前の話から始まり三作目より後で終了しています。 しかも長編の物語では無く、短編です。 しかも今回の主人公は１〜３作目の主人公の友人の伊丹が主人公になっています。 何時もの逆からの視点でこんなのも有りかなって感じです。 題名に３．５と有ったのは↑の様な何時もと違う内容からの物と思われます。。。

年齢不詳さん
隠蔽捜査シリーズを読んで作者のファンになりました。偶然、書店で新刊を目にし、早速購入しました。過去の作品の２人の裏話がでているので、思わず顔がほころんでしまいました。

年齢不詳さん
旦那のお気に入りで購入。はまっているみたいです。

50代 女性さん
「隠蔽捜査」３．５として既刊されていることは知っていたのですが、新刊４と一緒に購入しました。 短編集で、毎回伊丹刑事部長と一緒になって解決の糸口に悩む。それが読者の醍醐味。が、竜崎伸也の助言によっていとも簡単に解決の道に進む。 そうゆうことかと、納得。 中に一編に「隠蔽捜査３」での竜崎伸也の恋の秘話があり、なるほどと笑ったり、今回も楽しめました。

50代 男性さん
このシリーズは、はっきり言っておもしろい！直ぐに完読してしまいました！早く続編が出ないかな？